「投資ってリスクが高いイメージがある…」「安定してお金を増やしたいけど、どうすればいいの?」そんな不安、よく分かります。

私も最初はそうでした。

でも、VYM(ブイ・ワイ・エム)を知ってから、「これなら安心して投資できるかも」って思えたんです。

今回は、VYMの歴史と特徴をデータで見ながら、なぜ安定してるのかを一緒に紐解いていきましょう!

VYMの歴史:2006年から始まった安定の旅

VYMは、2006年11月10日にバンガード社がスタートさせたETF(上場投資信託)です。

正式名称は「Vanguard High Dividend Yield ETF」。

このETFが生まれた目的は、シンプルだけど魅力的:高配当をくれるアメリカの大企業にまとめて投資できる商品を作ること。

発売から約18年(2025年現在)、VYMは純資産総額約5兆円(約500億ドル、為替レートによる)を超えるまでに成長。

世界中の投資家から「安定感がある!」と愛されてきたんです。

たとえば、リーマンショック(2008-2009年)やコロナショック(2020年)の時も、VYMはしっかり分配金を出し続けた歴史があります。

これって、不況でも頼りになる証拠ですよね。

VYMの特徴1:不況でも安定した分配金

VYMが安定してる理由の一つは、「配当をしっかり払う企業」を厳選してるから。

例えば、2020年のコロナショックの時、S&P500(アメリカの主要株指数)は一時30%以上下がったけど、VYMの分配金は前年比でほぼ横ばい。

データで見ると、2009年(リーマン後)から2024年までの15年間、分配金が大きく減った年はほとんどありません。

これは、VYMがコカ・コーラやプロクター・アンド・ギャンブルみたいな、生活に欠かせない商品を扱う企業に投資してるから。

不況になっても、私たちがシャンプーやジュースを買うのをやめないように、これらの企業は安定して利益を出し続けるんです。

VYMの特徴2:ほぼ毎年増配の実績

VYMのもう一つの魅力は、分配金が「ほぼ毎年増えてる」こと。

たとえば、2010年に1株あたり約1.5ドルだった年間分配金は、2024年には約3.5ドルに(データは概算)。

10年以上で2倍以上になってるんです!

これは、VYMが「成長しながら配当を増やす企業」を含んでるから。

毎年ちょっとずつ分配金が増えると、「投資してるだけで収入が上がる」って実感が湧いて、安心感につながりますよね。

VYMの特徴3:長期で資産がコツコツ増える

VYMは短期で大儲けを狙うタイプじゃないけど、長期で見ると資産がしっかり増えるんです。

たとえば、2006年のスタート時、1株約50ドルだった価格は、2025年現在で約130ドル(過去データと成長率から推定)。

18年で2.5倍以上になってます。

さらに、分配金を再投資すれば、複利効果で資産はもっと増える。

データでシミュレーションすると、毎月1万円を18年積み立てた場合、元本216万円が約500万円に(年率5%成長と仮定)。

忙しくても「ほったらかし」でOKなのが、初心者に嬉しいポイントです。

なぜVYMは安定してるの?データで納得

VYMの安定性の秘密は、分散投資と時価総額加重方式にあります。

約400社に分散してるから、1社がダメでも全体への影響は小さめ。

さらに、大きい企業ほど投資比率が高くなる仕組みだから、安定した大企業がポートフォリオを支えてるんです。

たとえば、金融や消費財セクターが約50%を占めてて、ハイテクみたいな変動の激しい分野は少なめ。

このバランスが、不況でもブレにくい強さを作ってるんです。

最後に:VYMで安定した投資を始めよう

VYMの歴史とデータを見ると、「不況でも安定」「毎年増配」「長期で資産増加」って特徴が分かりますよね。

投資で失敗したくない人や、不安を減らしたい人にぴったり。

私もVYMを始めてから、「これなら続けられる!」って安心できました。